箱根駅伝のコースを走るマラソン大会はある?湘南国際マラソンとコース体験イベントを紹介

マナブ
マナブ

「箱根駅伝で選手が走っている道を、自分も走ってみたい」
「5区の山登りを体験できる市民マラソンはある?」

 箱根駅伝を見て、そんな気持ちになったランナーもいるのではないでしょうか。

 箱根駅伝のコースの一部を走れるマラソン大会や、往路・山登り区間をたどるランニングイベントはあります。ただし、マラソン大会と練習会では、走る区間や計測、サポート内容が異なります。

 この記事では、確認できた大会・イベントを紹介し、自分の目的に合う選び方を解説します。

 ※開催情報は2026年10月31日時点。開催済みの事例を含みます。日程・募集状況・コースは、リンク先の最新案内をご確認ください。

箱根駅伝のコースを走るなら「大会」と「練習会」を分けて考えよう

 「箱根駅伝のコースを走る」といっても、体験には違いがあります。

体験の種類内容確認したいこと
コースの一部を走るマラソン大会箱根駅伝と重なる道路を、大会のコースとして走る重なる区間、距離、関門
駅伝コース沿いをたどる練習会集団で移動しながら、区間や往路を体験する実際の経路、ペース、計測の有無
山登り・山下りの体験イベント箱根の山間部を走る出発地点、高低差、帰りの移動

 42.195kmのレースに出たいのか、箱根駅伝の特定区間を体験したいのか。 まずは、この目的を決めると選びやすくなります。

 なお、今回確認した範囲では、箱根駅伝の5区全区間を交通規制して走る、一般参加のマラソン大会は見つかりませんでした。「存在しない」と断定できるものではありませんが、山登りを体験したい場合は、練習会も候補になります。

箱根駅伝に関連する大会・ランイベント一覧

大会・イベント箱根駅伝との関係日程・距離
湘南国際マラソン3区・8区の湘南海岸沿いと一部重なる2026年12月6日/フル42.195kmなど
オーバーナイト〈箱根〉駅伝ラン1区~5区東京から芦ノ湖まで往路のコース沿いをたどる2026年11月28~29日/約21~108km
坂対策 箱根駅伝ラン5区6区箱根湯本から山登り・山下りを体験する2026年5月9日に開催済み/約18・36km

 湘南国際マラソンの経路と箱根駅伝の公式コース案内を照合すると、湘南海岸沿いの一部が重なります。残る2つは、主催者が「イベント・練習会」として案内している企画です。

湘南国際マラソン|箱根駅伝の湘南区間を大会で走る

3区・8区と一部重なる海沿いの道路へ

 湘南国際マラソンは、箱根駅伝と重なる道路の一部をフルマラソンで走りたい人の候補です。

 2026年大会は12月6日開催。フルマラソンは、西湘バイパス大磯西ICを出発し、江の島入口付近と西湘二宮ICで折り返して、大磯プリンスホテルへ向かいます。

 

隼人(はやと)
隼人(はやと)

箱根駅伝の3区・8区にも湘南海岸沿いの区間があり、湘南大橋などを通ります。ただし、湘南国際マラソンは箱根駅伝の1区間をそのまま走る大会ではありません。 西湘バイパスなど、駅伝と異なる道路も含まれます。

5区の山登りは含まれない

 「箱根駅伝に関係する大会」と聞くと、箱根の山を登るイメージを持つかもしれません。

 しかし、湘南国際マラソンで体験できるのは湘南エリア。小田原から芦ノ湖へ向かう5区の山登りは含まれていません。

 湘南の景色とフルマラソンを楽しみたい人に合う選択肢です。

オーバーナイト〈箱根〉駅伝ラン|往路をたどる練習会

東京から芦ノ湖まで、距離を選んで参加できる

 箱根駅伝の往路を体験したい人には、「オーバーナイト〈箱根〉駅伝ラン1区~5区」という練習会があります。

 2026年11月28~29日の開催予定で、確認時点では受付中です。東京駅に集合し、鶴見・戸塚・平塚・小田原方面を経て、芦ノ湖を目指す内容になっています。

参加区分の例案内されている距離
鶴見市場駅まで約21km
横浜駅まで約30km
戸塚駅まで約44km
平塚駅まで約66km
小田原駅まで約85km
箱根湯本駅まで約90km
芦ノ湖まで約108km

 距離は主催者の募集表記による概数です。駅で終了する部門もあるため、箱根駅伝の正式な中継所間の距離とは一致しません。

計測のない練習会として参加する

 主催者の案内では、走行ペースの目安は約7~8分/kmで、休憩を挟みながら進みます。箱根湯本からの上りは歩く予定とされ、計測はありません。

 タイムを競うレースではなく、長時間の移動を仲間と体験する企画と考えるとよいでしょう。

 全行程は夜間を含む長い行動になります。普段の練習距離だけでなく、行動時間や荷物を背負って進むことも考えて、参加区分を選びましょう。

 なお、募集ページの説明文には開催日と整合しない古い日付の記載も見られます。申込時は、開催日欄と最終案内を確認してください。

イベント情報:オーバーナイト〈箱根〉駅伝ラン

箱根駅伝ラン5区6区|山登り・山下りを体験する

箱根湯本から芦ノ湖方面へ走る開催例

 山登り区間を体験するイベントとして、「坂対策 箱根駅伝ラン5区6区」の開催例があります。

 確認できたのは、2026年5月9日に開催された約18km・36kmの企画です。箱根湯本駅に集合し、大平台のヘアピンカーブや国道1号の最高地点を通る内容で、現在は受付が終了しています。

「5区」という名前でも、全区間とは限らない

 箱根駅伝の正式な5区は、小田原中継所から芦ノ湖までの20.8kmです。一方、この開催例は箱根湯本駅集合の約18kmとなっています。[3][5]

 つまり、5区の山登りを体験するイベントでも、小田原中継所から全区間を走るとは限りません。

 

隼人(はやと)
隼人(はやと)

小田原から走りたいのか、山間部を体験できればよいのかで、選ぶ企画は変わります。イベント名だけでなく、集合場所と実際の出発地点を確認しましょう。

 開催例:坂対策 箱根駅伝ラン5区6区

目的別|自分に合う大会・イベントの選び方

目的候補・選び方
フルマラソンのレースを走りたい湘南国際マラソン
湘南の海沿いで箱根駅伝の雰囲気を味わいたい湘南国際マラソンのコースを確認する
箱根駅伝の往路をたどりたい往路を進む練習会
5区の山登りを体験したい箱根湯本・小田原発のイベントを探す
まずは短めの距離で参加したい往路イベントの短い参加区分を確認する

隼人(はやと)
隼人(はやと)

初めて参加するなら、「有名な区間だから」だけで決めず、普段の走行距離や坂道の経験、帰宅までの時間も含めて選びましょう。

箱根駅伝のコースを走る前に確認したいこと

交通規制と走行ルール

 大会以外で駅伝コースをたどっても、箱根駅伝本番と同じ走行条件になるわけではありません。

 練習会では、歩道の利用や信号待ち、迂回の有無などを主催者に確認してください。選手が車道を走っている映像を、そのまま普段のランニングに当てはめないようにしましょう。

出発地点・終了地点と帰りの移動

 「5区」「往路」といった名称だけでは、集合場所や終了場所までは分かりません。

 帰りにバスや電車を使う場合は、終了予定時刻と交通手段も確認しておくと計画を立てやすくなります。

給水・補給・荷物の扱い

 マラソン大会のような給水所や荷物預かりが、練習会にも用意されているとは限りません。

 参加前に、次の点を確認しましょう。

  • 飲み物や補給食は自分で携帯するのか
  • 荷物の運搬や預かりはあるのか
  • 途中で終了する場合はどうするのか
  • 雨天・荒天時は開催されるのか

箱根駅伝のコース体験でよくある失敗

湘南国際マラソンで山登りができると思う

 湘南国際マラソンは、湘南海岸沿いの一部が駅伝コースと重なります。箱根の山を登りたい場合は、5区方面のイベントを探しましょう。

練習会を、自由なペースで走れるレースだと思う

 集団で進む練習会では、ペースや休憩、行動方法が決められていることがあります。速く走ることを目的にする前に、企画の進め方を確認しましょう。

距離だけで負担を判断する

 同じ距離でも、平坦な道路と山登りでは条件が変わります。夜間を含むイベントでは、走力に加えて長い行動時間への準備も必要です。

よくある質問

箱根駅伝とまったく同じコースを走る市民マラソンはありますか?

今回確認できたのは、コースの一部が重なるマラソン大会と、駅伝コース沿いをたどる練習会です。本大会の全コースを、同じ交通規制や走行条件で走れる一般向け大会は確認できませんでした。

箱根駅伝の5区を走る大会はありますか?

山登り区間を体験するランニングイベントの開催例はあります。ただし、5区全区間を交通規制して走る一般参加のマラソン大会は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。

湘南国際マラソンは、箱根駅伝の何区と重なりますか?

3区・8区の湘南海岸沿いと一部重なります。両区間を丸ごと走るコースではありません。

「5区体験」なら、正式な20.8kmを走れますか?

イベントによります。箱根湯本駅から出発する約18kmの開催例もあるため、実際のスタートとゴールを確認してください。

まとめ

 箱根駅伝のコースを走りたい人には、湘南国際マラソンや、往路・山登り区間をたどる練習会という選択肢があります。

  • フルマラソンのレースを楽しむなら、湘南国際マラソン
  • 往路を体験するなら、駅伝コース沿いを進む練習会
  • 山登りを体験するなら、5区方面のランイベント

隼人(はやと)
隼人(はやと)

大切なのは、「どの道を走るか」と「どのような形式で参加するか」を確かめることです。自分に合う距離と条件を選び、箱根駅伝を走る側の視点でも楽しんでみましょう。

参考情報