Garmin Forerunnerシリーズの違いを比較|レベル別におすすめのモデルは?

 ランニングウォッチの代表的なブランドの1つGarmin。

 GarminはGarmin Forerunnerシリーズが有名ですが、シリーズの種類が多すぎてどれを選んだらいいのか分からないですよね。最高モデルを買えば間違いないですが、値段が高いので自分に合ったコスパの良いモデルを選びたいですね。

 本記事ではランニングウォッチとしてGarimin Forerunnerシリーズで悩んでいる向けに、機能の違いとそれぞれのオススメの人について整理していきます。

 後悔のない買い物をするために、ぜひ参考にしてみて下さい。

目的別のオススメGarmin Forerunnerシリーズ

目的おすすめ
ランニングを始めたばかりForerunner 70
Suica・音楽も使いたい初心者Forerunner 170 Music
フルマラソンや記録更新を目指すForerunner 570
地図・最上位分析まで使いたいForerunner 970

 Garimin Forerunnerシリーズは目的別にざっくりオススメモデルを上げると表のようになります。

 ランニングをはじめたばかりの初心者さんは「Forerunner 70」、Suica・音楽などの便利機能も使いたい人は「Forerunner 170 Music」がオススメです。

 ランニングのペースやトレーニングの質にこだわり始めると、「Forerunner 570」が最低モデルとして必要であり、地図機能を充実させたい人は最高モデルの「Forerunner 970」がオススメです。

 細かくモデルごとの機能の違いについて知りたいという方に向けて、次からは「基本性能」・「ヘルスケア機能」・「トレーニング機能」・「ナビゲーション機能」についてモデルごとに比較していきます。

Garmin Forerunnerシリーズの基本性能の違い

比較項目Forerunner 70Forerunner 170Forerunner 570Forerunner 970
位置づけ入門モデル初心者〜中級者向け中級〜上級者向け最上位モデル
ディスプレイAMOLEDAMOLEDAMOLEDAMOLED
サイズ展開1サイズ1サイズ42mm / 47mm47mm
重量約40g約38〜39g約42〜50g約56g
バッテリースマートウォッチ約13日 / GPS約23時間スマートウォッチ約10日 / GPS約20時間スマートウォッチ約10〜11日 / GPS約18時間スマートウォッチ約15日 / GPS約26時間
GPS性能GPS対応GPS対応GNSSマルチバンド対応GNSSマルチバンド対応
音楽保存なしMusicモデルのみ対応対応対応
決済機能なしSuica / Garmin Pay対応Suica / Garmin Pay対応Suica / Garmin Pay対応
通話機能なしなしマイク・スピーカー搭載マイク・スピーカー搭載

 ディスプレイはAMOLEDであり、非常にきれいに映ることで定評があります。

 重さに関しては高モデルになるほど、重たくなってきます。10g前後程度の差ですが、少しでも軽くしたい人にとっては気になりますよね。

 バッテリーは最高モデルが最もよく、次に入門モデル、そして初中級者向け・中上級者向けの準に高くなっています。機能性が上がるほど、出来ることが増えますがその分バッテリーの消耗も激しくなるということですね。最高モデルはそこも考慮して最長バッテリーとなっています。

 GPS精度は中上級者向けのGarimin Forerunnner 570から「GNSSマルチバンド対応」となっており、精度が上がります。ランニングのペース管理の精度にこだわりたいという人はGarimin Forerunnner 570/970がオススメです。まだ、スピードにこだわりが強くないという人はGarimin Forerunnner 70/170という選択肢になります。

 ランニングをより楽しく・快適にするために欠かせないのが音楽機能です。Garimin Forerunnner 170からオフライン再生が可能ですが、Garimin Forerunnner 170 Musicが音楽機能が備わっていますのでご注意ください。(Garimin Forerunnner 170はなし)

 決済機能はGarimin Forerunnner 170から備わっています。お金をもたずに交通機関を利用したい・ランニング中にケガをして自力で帰れない時に交通機関を利用出来るようにしておきたい方はGarimin Forerunnner 170以上のモデルが対象です。

目的おすすめモデル
とにかく安くGarminを使いたいForerunner 70
初心者でSuicaも使いたいForerunner 170
音楽をスマホなしで聴きたいForerunner 170 Music / 570 / 970
GPS精度を重視したいForerunner 570 / 970
画面の大きさ・高級感も重視したいForerunner 970
コスパ重視で本格機能も欲しいForerunner 570

Garmin Forerunnerシリーズのヘルスケア機能の違い

ヘルスケア機能Forerunner 70Forerunner 170Forerunner 570Forerunner 970
光学式心拍計○○○ ○
安静時心拍数○○○○
異常心拍アラート○○○○
血中酸素トラッキング○○○○
ストレス計測○○○○
呼吸数計測○○○○
Body Battery○○○○
睡眠スコア○○○○
睡眠コーチ○○○○
昼寝検出○○○○
HRVステータス○○○○
モーニングレポート○○○○
皮膚温計測ーー○○
心電図アプリーーー○ ※地域・対応状況による
女性の健康トラッキング○○○○
水分補給トラッキング○○○○
フィットネス年齢○○○○
ヘルススナップショット○○○○

 Garmin Forerunnerシリーズのヘルスケア機能は、どのモデルでもかなり充実しています。心拍数、睡眠、ストレス、Body Battery、HRVステータスなどは、初心者向けモデルでも使用できます。

 初心者ランナーにとって特に役立つのは、Body Battery、睡眠スコア、HRVステータスです。これらを見ることで、「今日は走ってもよさそうか」「疲労が残っていないか」「休養を入れるべきか」を判断しやすくなります。

 Forerunner 70や170でも、日常の健康管理やランニング前後のコンディション確認には十分です。より細かく体調を確認したい人は、皮膚温計測に対応したForerunner 570以上、心電図アプリまで使いたい人はForerunner 970が候補になります。

隼人(はやと)
隼人(はやと)

初心者ランナーの場合は、最初から最上位モデルを選ばなくても問題ありません。まずは睡眠、疲労、心拍、Body Batteryを確認できるモデルを選ぶだけでも、ランニングの継続やケガ予防に役立ちます。

選び方おすすめモデル
基本的な健康管理ができれば十分Forerunner 70
睡眠・疲労・回復も見ながら走りたいForerunner 170
心拍や体調変化をより詳しく見たいForerunner 570
心電図アプリや最上位の健康管理機能まで欲しいForerunner 970

Garmin Forerunnerシリーズのトレーニング機能の違い

トレーニング機能Forerunner 70Forerunner 170Forerunner 570Forerunner 970
GPSランニング計測○○○○
距離・ペース・心拍数の計測○○○○
VO2 Max○○○○
リカバリータイム○○○○
Garminコーチ○○○○
毎日のおすすめワークアウト○○○○
レースウィジェット○○○○
PacePro△○○○
トレーニング効果△○○○
トレーニングステータスー○○○
HRVステータスを使った練習判断○○○○
トレーニングレディネス○○○○
短期的負荷ー△○○
負荷比ー△○○
ランニングダイナミクスー△○○
上下動・接地時間などの分析ー△○○
パフォーマンスコンディションーー○○
乳酸閾値ーー○○
リアルタイムスタミナーー△○
ランニング耐久値ーーー○
ランニングエコノミーーーー○ ※対応アクセサリー連携時
トライアスロン対応ーー○○
マルチスポーツ機能ーー○○

 Garmin Forerunnerシリーズのトレーニング機能は、モデルが上がるほど「走った記録を見る」だけでなく、「練習の質を分析する」機能が充実していきます。

 初心者ランナーであれば、距離、ペース、心拍数、VO2 Max、リカバリータイム、Garminコーチ、毎日のおすすめワークアウトが使えれば十分です。これらの機能があれば、自分の走力や疲労状態を確認しながら、安全にランニングを続けやすくなります。

 Forerunner 70は、ランニングを始めたばかりの人に向いています。Forerunner 170は、5km、10km、ハーフマラソンなどに挑戦したい人におすすめです。

 フルマラソンの記録更新を目指すなら、トレーニング負荷、ランニングダイナミクス、乳酸閾値などを確認できるForerunner 570が使いやすいです。さらに、ランニング耐久値やランニングエコノミーまで分析したい人は、最上位モデルのForerunner 970が候補になります。

隼人(はやと)
隼人(はやと)

初心者の場合は、最初から最上位モデルを選ばなくても問題ありません。まずは自分のペースや心拍数、疲労状態を確認できるモデルを選び、走る習慣を作ることが大切です。

選び方おすすめモデル
ランニングを始めたばかりForerunner 70
5km・10km・ハーフマラソンを目指したいForerunner 170
フルマラソンの記録更新を狙いたいForerunner 570
トライアスロン・本格分析・上級機能まで使いたいForerunner 970

Garmin Forerunnerシリーズのナビゲーション機能の違い

ナビゲーション機能Forerunner 70Forerunner 170Forerunner 570Forerunner 970
GPSによる走行ルート記録○○○○
コースナビゲーション○○○○
事前に作成したコースの同期○○○○
ルートの線をたどるナビ○○○○
スタート地点へ戻る機能○○○○
方角・進行方向の確認○○○○
ターンバイターンナビ△△△○
フルカラー地図表示ーーー○
日本詳細地形図ーーー○
道路名・地形・周辺情報の表示ーーー○
ダイナミックラウンドトリップーーー○
トレイル・登山向けの地図活用ーー△○
迷いやすい場所での安心感△△△◎

 Garmin Forerunnerシリーズのナビゲーション機能は、モデルによって大きく差があります。Forerunner 70、170、570は、事前に作成したコースを時計に同期し、そのルートを線でたどる簡易ナビゲーションが中心です。

 普段のランニングや、近所の決まったコースを走る場合は、この簡易ナビでも十分に役立ちます。スタート地点へ戻る機能もあるため、知らない道を走るときの安心感にもつながります。

 一方で、地図を見ながら走りたい人にはForerunner 970がおすすめです。Forerunner 970はフルカラー地図に対応しており、道路や地形を確認しながら走ることができます。旅先でのランニング、トレイルラン、登山、知らない土地での練習が多い人には大きなメリットがあります。

隼人(はやと)
隼人(はやと)

初心者ランナーであれば、最初から地図機能にこだわる必要はありません。普段のランニングが中心ならForerunner 70や170でも十分です。地図機能まで必要かどうかは、「知らない場所を走る機会が多いか」で判断すると選びやすくなります。

選び方おすすめモデル
いつもの道・近所のランニングが中心Forerunner 70
コースを作って走りたい初心者Forerunner 170
マラソン大会や知らないコースでも使いたいForerunner 570
地図を見ながら走りたいForerunner 970
トレイルラン・旅ラン・登山でも使いたいForerunner 970

Garmin Forerunnerシリーズのよくある質問(Q&A)

Garmin Forerunnerシリーズはどんな人におすすめですか?

Garmin Forerunnerシリーズは、ランニングを記録したい人におすすめのGPSウォッチです。距離、ペース、心拍数、消費カロリー、VO2 Max、睡眠、疲労状態などを確認できるため、初心者ランナーからフルマラソンの記録更新を目指す人まで幅広く使えます。

初心者ランナーにはどのForerunnerがおすすめですか?

初心者ランナーには、Forerunner 70またはForerunner 170がおすすめです。どちらもランニングに必要な距離、ペース、心拍数、睡眠、Body Battery、Garminコーチなどの基本機能を備えています。シンプルに使いたいならForerunner 70、Suicaや音楽機能も使いたいならForerunner 170が選びやすいです。

Forerunner 70とForerunner 170の違いは何ですか?

Forerunner 70は、ランニングに必要な基本機能を備えた入門モデルです。Forerunner 170は、Forerunner 70よりも日常使いの便利機能が充実しており、SuicaやGarmin Payに対応しています。また、Musicモデルを選べばスマホなしで音楽を聴きながら走ることもできます。

Forerunner 570はどんな人に向いていますか?

Forerunner 570は、フルマラソンやハーフマラソンで記録更新を目指したい人に向いています。トレーニング負荷、ランニングダイナミクス、パフォーマンスコンディション、乳酸閾値など、練習内容をより詳しく分析できる機能が増えます。初心者向けというより、ランニングを継続していて「もっと効率よく強くなりたい人」におすすめです。

Forerunner 970はどんな人に向いていますか?

Forerunner 970は、Forerunnerシリーズの最上位モデルです。フルカラー地図、ターンバイターンナビ、ランニング耐久値、ランニングエコノミーなど、より高度な機能を使いたい人に向いています。ロードランニングだけでなく、トレイルラン、旅ラン、トライアスロン、知らない場所でのランニングが多い人にも使いやすいモデルです。

Garmin ForerunnerシリーズでSuicaは使えますか?

Forerunner 170、570、970はSuicaやGarmin Payに対応しています。一方、Forerunner 70は決済機能に対応していません。ランニング中にコンビニで飲み物を買いたい人や、普段使いでもスマートウォッチ決済を使いたい人は、Forerunner 170以上を選ぶと便利です。

Garmin Forerunnerシリーズで音楽は聴けますか?

Forerunner 170 Music、570、970は音楽保存に対応しています。対応サービスのプレイリストをウォッチに保存すれば、スマホを持たずにBluetoothイヤホンで音楽を聴きながら走れます。音楽を使わない人であれば、音楽非対応モデルでも問題ありません。

地図機能があるForerunnerはどれですか?

フルカラー地図に対応しているのはForerunner 970です。Forerunner 70、170、570もコースナビゲーションには対応していますが、基本的には地図そのものではなく、事前に作成したルートを線でたどる簡易ナビです。知らない土地やトレイルで使うならForerunner 970、普段のランニング中心ならForerunner 70や170でも十分です。

健康管理だけならどのモデルで十分ですか?

健康管理だけなら、Forerunner 70やForerunner 170でも十分です。心拍数、睡眠、Body Battery、ストレス、HRVステータスなど、日常のコンディション確認に役立つ機能が使えます。より細かく体調を確認したい人はForerunner 570以上、心電図アプリなど最上位の健康機能まで使いたい人はForerunner 970が候補になります。

GPS精度を重視するならどのモデルがおすすめですか?

GPS精度を重視するなら、GNSSマルチバンドに対応したForerunner 570またはForerunner 970がおすすめです。ビル街、山道、木が多い場所など、GPSが乱れやすい環境で走ることが多い人は、上位モデルの方が安心です。近所のランニングや河川敷が中心であれば、Forerunner 70や170でも十分に使えます。

フルマラソンに挑戦するならどのForerunnerがいいですか?

初めてのフルマラソン完走が目標なら、Forerunner 170でも十分です。距離、ペース、心拍数、Garminコーチ、おすすめワークアウトなどを使って練習管理ができます。記録更新やサブ4、サブ3.5などを目指すなら、トレーニング分析機能が充実したForerunner 570以上がおすすめです。

初心者でもForerunner 970を買ってもいいですか?

もちろん使えます。ただし、初心者ランナーの場合はForerunner 970の機能をすべて使いこなせない可能性もあります。地図機能や最上位の分析機能に魅力を感じるなら選ぶ価値はありますが、まずランニング習慣を作る段階ならForerunner 70や170でも十分です。

結局、どのForerunnerを選べばいいですか?

シンプルに選ぶなら、ランニングを始めたばかりの人はForerunner 70、Suicaや音楽も使いたい人はForerunner 170、フルマラソンの記録更新を目指す人はForerunner 570、地図や最上位の分析機能まで使いたい人はForerunner 970がおすすめです。

まとめ

比較項目Forerunner 70Forerunner 170Forerunner 570Forerunner 970
位置づけ初心者向け・入門モデル初心者〜中級者向け中級〜上級者向け最上位モデル
基本性能AMOLEDディスプレイ、軽量、スマートウォッチ約13日、GPS約23時間AMOLEDディスプレイ、Suica対応、Musicモデルあり、スマートウォッチ約10日、GPS約20時間AMOLED、42mm/47mm展開、GNSSマルチバンド、第5世代心拍計、マイク・スピーカー搭載AMOLED、チタンベゼル、サファイアレンズ、LEDライト、GNSSマルチバンド、スマートウォッチ約15日
ヘルスケア機能心拍、睡眠、Body Battery、ストレス、血中酸素、HRVステータス心拍、睡眠コーチ、昼寝検出、Body Battery、HRVステータス心拍、HRV、睡眠、ストレス、血中酸素、皮膚温、女性の健康トラッキング第5世代心拍計、心電図アプリ、Body Battery、睡眠、HRV、ストレス、血中酸素
トレーニング機能Garminコーチ、おすすめワークアウト、VO2 Max、リカバリータイム、トレーニングレディネスGarminコーチ、おすすめワークアウト、トレーニングステータス、トレーニング効果ランニングダイナミクス、短期的負荷、トレーニング効果、VO2 Max、パフォーマンスコンディションランニングエコノミー、ランニング耐久値、Garmin Coach、高度なパフォーマンス分析
ナビゲーション機能コースナビゲーション対応。地図表示はなしコースナビゲーション対応。地図表示はなしコースナビゲーション対応。フルカラー地図はなしフルカラー日本詳細地形図、ターンバイターン、ダイナミックラウンドトリップ対応

 Garmin Forerunnerシリーズは、ランナー向けに作られたGPSウォッチです。最新モデルでは、初心者向けのForerunner 70・170から、本格的に記録更新を目指すForerunner 570、地図や高度な分析機能まで搭載したForerunner 970まで、目的に合わせて選べるラインナップになっています。

 初心者ランナーにとって大切なのは、高度な機能をたくさん使いこなすことではなく、「距離」「ペース」「心拍数」「疲労」「回復」を分かりやすく管理できることです。その点で、Forerunner 70やForerunner 170は非常に使いやすいモデルです。毎日のおすすめワークアウトやGarminコーチを使えば、自分に合った練習メニューを確認しながら走ることができます。

 Forerunner 70は、シンプルにランニングを始めたい人におすすめです。基本的なランニングデータに加えて、睡眠、Body Battery、HRVステータスなどの健康管理機能も備えています。Forerunner 170は、Suica決済やMusicモデルの音楽保存機能が魅力で、スマホを持たずに身軽に走りたい人に向いています。

 一方で、フルマラソンの記録更新を目指すならForerunner 570、地図機能や最上位のランニング分析まで使いたいならForerunner 970が候補になります。

隼人(はやと)
隼人(はやと)

初心者のうちは最上位モデルでなくても十分です。まずはForerunner 70または170で、走る習慣を作ることから始めるのがおすすめです。