ランニング中や走った後に膝が痛むと、「走り続けてもよいのか」「休めば治るのか」「フォームやシューズが悪いのか」と不安になる人も多いでしょう。
ランナーの膝痛には、膝蓋大腿部痛、腸脛靭帯症候群、膝蓋腱障害など、繰り返す負荷によって徐々に現れるものがあります。一方、転倒やひねりによる靭帯・半月板損傷、骨折、感染症など、早めの診察が必要な状態もあります。

重要なのは、「膝が痛い=必ず走ってはいけない」「痛みが弱い=走っても安全」と単純に判断しないことです。
この記事では、ランニングで膝が痛む代表的な原因、痛む場所ごとの特徴、走ってよい目安、セルフケア、筋力トレーニング、走り方や練習量の調整方法について解説します。
注意:痛む場所だけで病名を確定することはできません。この記事は診断に代わるものではなく、セルフケアや受診を考えるための一般的な情報です。
ランニングで膝が痛くなるのはなぜ?

ランニングによる膝痛の多くは、1回の衝撃だけで発生するわけではありません。

走ることで組織へ加わる負荷が、筋肉・腱・関節・骨などの現在の耐えられる範囲を上回り、その状態が繰り返されると症状が現れやすくなります。
負荷と回復のバランスが崩れる要因には、次のようなものがあります。
- 1回の走行距離を急に延ばした
- 週間走行距離やランニング頻度が増えた
- インターバル走、坂道走、下り坂を急に追加した
- レース後や長期休養後に、以前と同じ練習へ戻した
- 睡眠不足、エネルギー不足、仕事の疲労が重なった
- 膝や下肢に以前のケガがある
- 現在の負荷に対して大腿部・臀部・下腿の能力が不足している
- シューズや走り方を急に変更した

ただし、特定のフォーム、筋力低下、身体の硬さ、足の形など、一つの要因だけが膝痛の原因とは限りません。
膝痛は、練習負荷、身体機能、回復状態、過去のケガなどが組み合わさって起こることがあります。
ランニングを続けると膝の軟骨がすり減る?

健康な市民ランナーが適切な範囲で走ることと、将来の変形性膝関節症を単純に結びつける必要はありません。
系統的レビューでは、レクリエーションとして走る人は、運動習慣のない人より股関節・膝関節の変形性関節症が多いとは示されていません。
変形性膝関節症がある人についても、一般的な身体活動が構造的な進行を促すという一貫した証拠はありません。
一方で、過去の膝の外傷や手術、年齢、体重、現在の症状、競技レベルの高い長期的な負荷などは、個別に考える必要があります。

つまり、ランニングそのものが膝を壊すと考えるのではなく、現在の膝が耐えられる負荷へ調整できているかを確認することが大切です。
痛む場所から考えられる代表的な原因

| 痛む場所 | 代表的な状態 | 症状の特徴 |
|---|---|---|
| 膝のお皿の周囲・奥 | 膝蓋大腿部痛 | ランニング、階段、スクワット、長時間座った後などで痛む |
| お皿のすぐ下 | 膝蓋腱障害 | 膝蓋腱の一部分を押すと痛み、加速、坂道、ジャンプなどで増えやすい |
| 膝の外側 | 腸脛靭帯症候群 | 走り始めは軽く、一定距離や下り坂で外側の痛みが増えることがある |
| 膝の内側 | 鵞足部の痛み、内側側副靭帯・半月板、変形性膝関節症など | 階段、着地、方向転換、圧迫などで痛む。原因の幅が広い |
| 膝の後ろ | ハムストリングス・腓腹筋・膝窩筋周囲、ベーカー嚢腫など | 膝を曲げる、伸ばす、蹴り出す動作で痛むことがある |
| 膝の関節内・場所が曖昧 | 半月板、靭帯、関節炎など | 腫れ、引っ掛かり、ロッキング、不安定感を伴うことがある |
※この表は目安です。同じ場所が痛くても原因は異なり、腰や股関節などから膝周囲へ痛みが広がる場合もあります。
膝のお皿の周囲・奥が痛い:膝蓋大腿部痛
ランナーに多い前方の膝痛です。「ランナー膝」と呼ばれることもありますが、この言葉は腸脛靭帯症候群にも使われるため、正式な状態を確認した方が分かりやすいでしょう。
膝蓋大腿部痛では、次のような動作で膝蓋骨の周囲や奥が痛みます。
- ランニング
- 階段の上り下り
- スクワット
- ジャンプ
- 長時間座った後に立ち上がる

現在の指針では、治療の基本は症状や背景を説明する教育と、膝・股関節を中心とした運動療法です。必要に応じて、足部装具、テーピング、走り方の調整などを個別に追加します。
膝のお皿のすぐ下が痛い:膝蓋腱障害
膝蓋腱障害では、お皿の下端から脛骨へつながる膝蓋腱に、限局した痛みが現れます。
ジャンプ競技に多いため「ジャンパー膝」とも呼ばれますが、ランナーでもスピード練習、坂道、急な走行量の増加などをきっかけに起こることがあります。
腱の症状は、少し動くと軽くなり、運動後や翌日に悪化する場合があります。走行中だけでなく、運動後から翌朝までの反応を確認してください。
改善には、負荷をすべて取り除くのではなく、症状へ合わせて筋力トレーニングの負荷を段階的に高める方法が用いられます。
無理のない等尺性運動から始め、スクワットなどのゆっくりした筋力トレーニング、ランニングやジャンプに近い速い動作へ進めます。
膝の外側が痛い:腸脛靭帯症候群
腸脛靭帯症候群は、ランナーにみられる代表的な外側膝痛です。
走り始めには痛みがなくても、一定の距離を超えると外側が鋭く痛み、走れなくなることがあります。下り坂や傾斜のある路面で症状が出る人もいます。
対策は、痛みを繰り返す距離・速度・下り坂などを一時的に減らし、段階的に走行負荷を戻すことが基本です。股関節周囲の筋力トレーニングはよく用いられます。
2024年の系統的レビューでも、股関節外転筋のトレーニングを含む保存的治療が多く用いられていましたが、研究方法にはばらつきがあります。
膝の内側が痛い
膝の内側には、鵞足部、内側側副靭帯、半月板、関節軟骨など複数の組織があります。
膝関節より少し下の内側を押して痛む場合は鵞足部周囲、ひねった後に関節の隙間が痛み、腫れや引っ掛かりを伴う場合は半月板などが関係する可能性があります。中高年では変形性膝関節症による痛みも候補になります。
内側痛は原因の範囲が広いため、痛む場所だけで「鵞足炎」「半月板損傷」などと決めないことが重要です。
膝の後ろが痛い
膝の後ろの痛みには、ハムストリングス、腓腹筋、膝窩筋などの筋・腱、関節から生じるベーカー嚢腫などが関係することがあります。

膝裏からふくらはぎにかけて急に腫れた、赤い、熱を持つ、息苦しさがある場合は、単なるランニング障害と判断せず、速やかに医療機関へ相談してください。
ひねった・転倒した後に痛い
方向転換、着地、転倒など明確な外傷の後に痛みが出た場合は、使い過ぎによる膝痛とは分けて考えます。
受傷時の音、急速な腫れ、体重をかけられない、膝が抜ける、完全に曲げ伸ばしできないといった症状があれば、靭帯、半月板、骨などの損傷を確認する必要があります。
外傷後に局所の圧痛、関節の腫れ、荷重困難がある場合は、画像検査が検討されます。
膝が痛くても走ってよい?

全ての膝痛で完全休養が必要なわけではありません。反対に、痛みを我慢して通常の練習を続けることも勧められません。
判断するときは、痛みの強さだけでなく、次の4点を確認します。
- 走るほど痛みが強くなるか
- 痛みによってフォームや歩き方が変わるか
- 腫れ、ロッキング、不安定感があるか
- 走った後や翌朝に悪化するか
負荷を下げれば走れる可能性がある状態
- 痛みが軽い
- 走行中に痛みが増え続けない
- かばう走り方や跛行がない
- 腫れ、ロッキング、不安定感がない
- 走った後から翌朝までに元の状態へ戻る

この場合も、距離、速度、坂道のいずれかを減らし、短時間で反応を確認します。痛みを隠すために鎮痛薬を服用して走る方法は、負荷調整の代わりにはなりません。
ランニングを中止した方がよい状態
- 走るほど痛みが強くなる
- 痛みによって着地や歩き方が変わる
- 安静時や夜間にも強く痛む
- 膝が明らかに腫れている
- 膝が引っ掛かって伸びない、曲がらない
- 膝が抜ける、不安定になる
- 転倒やひねりの後から痛い
- 一点の骨を押したときに強く痛む
痛みの数値を使う場合は、0~10のうち「2~3以下だから必ず安全」と決めず、走行中の変化と24時間後の反応を優先してください。痛みを許容しながら運動する方法は一部の慢性症状で用いられますが、骨や急性外傷、炎症性・感染性疾患などには当てはまりません。
膝が痛くなった直後のセルフケア

痛みを再現する練習をいったん減らす
まず、症状を強くする負荷を特定します。
- 長い距離で痛むなら距離を短くする
- 速い練習で痛むならイージーランへ変更する
- 下り坂で痛むなら平坦なコースを選ぶ
- 連日のランニングで悪化するなら間に休養日を入れる

「走るか、完全に休むか」の二択ではありません。痛みなく行える場合は、ウォーキング、バイク、水中運動などで持久力を維持する方法もあります。
冷却は痛みを和らげる目的で使う
走った後に熱感や痛みがある場合、タオル越しに短時間冷やすと症状が楽になる人もいます。ただし、冷却が原因を治したり、組織の回復を早めたりするとは限りません。

冷やして感覚が鈍くなった状態で、そのまま練習へ戻らないようにしてください。
ストレッチだけで治そうとしない
大腿前面、臀部、ふくらはぎなどのストレッチで動きやすくなる場合はあります。しかし、ランニング時の負荷に耐える能力を高めるには、走行負荷の調整と筋力トレーニングも必要です。
特に腸脛靭帯症候群に対して、痛い外側部を強く押す、ローラーで我慢して刺激する、腸脛靭帯だけを長時間伸ばす方法が必須とは限りません。
膝痛からランニングへ戻る方法

症状が落ち着いたら、いきなり以前の距離やペースへ戻さず、短いランニングと歩行を組み合わせて反応を確認します。
| 段階 | 内容例 |
| 1 | 1分走る+2分歩く×8セット |
| 2 | 2分走る+1分歩く×8セット |
| 3 | 5分走る+1分歩く×4セット |
| 4 | 20~30分の連続したイージーラン |
| 5 | 走行時間または距離を少しずつ延ばす |
| 6 | 坂道、テンポ走、インターバル走を段階的に戻す |
これは一例であり、全員が同じ日数で進む必要はありません。
各段階では、次の条件を確認します。
- 平坦なコースを会話できるペースで走る
- 距離と速度を同時に増やさない
- 走行中に痛みが増え続けない
- 走り方が崩れない
- 当日の夜や翌朝に明らかに悪化しない
悪化した場合は、一つ前の段階へ戻すか休養を入れます。
練習量はどのように調整する?

よく知られる「週間走行距離は毎週10%以内」というルールには、すべてのランナーと障害を説明できる強い根拠があるわけではありません。
一方、2025年に発表された5,205人のコホート研究では、1回の走行距離が過去30日間の最長距離を10%超えて長くなったとき、使い過ぎによる障害の発生率が高くなりました。
週間距離の前週比とは明確な関連がみられませんでした。
ただし、この結果も「10%以内ならケガをしない」という安全保証ではありません。
実践では、次の点を確認します。
- 直近1か月に走っていない長距離を突然入れない
- 距離、速度、坂道、頻度を同時に増やさない
- レース後や休養明けは段階を下げる
- 膝の反応だけでなく、睡眠、食欲、全身疲労も確認する
- トレーニング計画より症状の反応を優先する
ランナーの膝痛に取り入れたい筋力トレーニング

膝蓋大腿部痛では、膝と股関節を対象にした運動療法が推奨されています。膝蓋腱障害では、腱へ加える負荷を段階的に高めることが基本です。
以下は、外傷や大きな腫れがなく、運動を行ってよいと判断された人向けの一般例です。
| 種目 | 主な目的 | 回数の目安 |
| 椅子からの立ち座り | 大腿四頭筋・臀筋の基礎 | 8~12回×2~3セット |
| ウォールシット | 膝を動かさず大腿部へ負荷 | 20~45秒×3~5セット |
| スプリットスクワット | 片脚に近い姿勢で膝・股関節を強化 | 左右6~12回×2~4セット |
| ステップダウン | 片脚支持と着地のコントロール | 左右6~12回×2~3セット |
| サイドステップ | 股関節外側の筋群を強化 | 左右8~15歩×2~3セット |
| カーフレイズ | ふくらはぎと下肢全体の支持能力 | 10~20回×2~4セット |
- 痛みが少ない可動範囲・自重から始める
- ゆっくり正確に行う
- 回数を増やす
- ダンベルやリュックで負荷を増やす
- 片脚種目へ進む
- 必要に応じてホップやジャンプへ進む

運動中の軽い違和感が必ずしも問題とは限りませんが、鋭い痛み、フォームの崩れ、大きな腫れ、翌日まで続く悪化がある場合は負荷を下げます。
膝痛の原因によって適した運動は異なります。
例えば、膝蓋腱障害では腱への段階的な高負荷が必要になる一方、急性の半月板・靭帯損傷や骨の障害が疑われる状態で自己流の高負荷トレーニングを始めることは勧められません。
走り方を変えると膝痛は改善する?

走り方の調整で、膝へ加わる負荷や痛みが変わる人はいます。しかし、全員が同じフォームへ変える必要はありません。
膝蓋大腿部痛のあるランナーを対象にした研究では、ピッチを約7.5~10%上げる方法や、着地を柔らかくする意識によって、痛みが軽減した例が報告されています。
試す場合は、次のように小さく変更します。
- 現在のピッチから5%程度だけ上げる
- 歩幅をわずかに短くする
- 足音を少し静かにする
- 痛みが出やすい下り坂を一時的に減らす
- 1回に一つだけ変更する
「全員180spm」「かかと着地は禁止」「必ず前足部で着地する」と固定する必要はありません。
前足部着地へ急に変更すると、膝の負荷が減っても、ふくらはぎ、アキレス腱、足部の負荷が増える可能性があります。

フォーム変更は、変更直後だけでなく、数週間後の痛みと他部位の反応まで確認してください。
膝が痛いときのランニングシューズの選び方

特定のタイプがすべての膝痛を防ぐわけではない
クッション性、ドロップ、安定性など、シューズにはさまざまな特徴があります。しかし、足型だけでシューズを処方する方法や、特定カテゴリーのシューズがすべてのランナーの障害を防ぐという根拠は十分ではありません。
2022年のコクランレビューでも、異なるシューズ特性がランニング障害を予防する効果について、確実性の高い結論は得られていません。
選ぶときは、次を確認します。
- 走ったときに不快な圧迫やズレがない
- 足趾を動かせる余裕がある
- かかとが大きく浮かない
- 現在の走行距離や路面に合っている
- 新しいシューズへ一気に切り替えない

痛みが出たからといって、クッションが最大のモデル、厚底、薄底、低ドロップへ急に変更するのではなく、短いジョギングから適応を確認します。
インソールは補助として使う
既製の足部装具は、膝蓋大腿部痛の短期的な痛みを軽減する選択肢として推奨される場合があります。
ただし、全員に必要ではなく、運動療法や負荷調整の代わりにはなりません。
装着して明らかに痛みや快適性が改善するか、足部に新たな圧迫や痛みが出ないかを確認します。
サポーター・テーピングは使った方がよい?

サポーターやテーピングによって、短期的に痛みが軽くなり、運動しやすくなる人はいます。しかし、組織を治す装置ではなく、適切な負荷調整や筋力トレーニングの代わりにもなりません。
膝蓋大腿部痛を対象にした2024年の系統的レビューでは、運動療法へ膝サポーターやテーピングを追加しても、運動療法単独を上回る効果は明確ではありませんでした。
使用する場合は、次を目安にします。
- 装着時に痛みや動きやすさが改善するか確認する
- しびれ、皮膚の変色、強い圧迫感があれば外す
- サポーターを着けて痛みを我慢し、走行量を増やさない
- 長期的には負荷調整と運動療法を中心にする
医療機関を受診した方がよい症状

- 転倒やひねりの後、体重をかけられない
- 膝が変形している
- 短時間で大きく腫れた
- 膝がロックして曲げ伸ばしできない
- 膝が赤く熱を持ち、発熱や強い体調不良がある
- ふくらはぎが急に腫れ、赤み・熱感がある
- 脚の症状とともに息苦しさや胸痛がある
急に発症した赤く熱い腫れと発熱は関節感染症、片脚の腫れや痛みと突然の息苦しさは静脈血栓塞栓症などを除外する必要があります。
- 膝の腫れを繰り返す
- 膝が抜ける、不安定になる
- 安静時痛や夜間痛が続く
- 骨の一点を押すと強く痛む
- 負荷を下げても症状が悪化する
- 日常の歩行や階段にも支障がある
- 1~2週間程度調整しても改善傾向がない
- 同じ膝痛を繰り返している
整形外科やスポーツ医療に対応する医療機関では、問診、触診、動作確認などから必要性を判断し、画像検査を行います。理学療法士などに、筋力、関節可動域、片脚動作、トレーニング内容、ランニング動作を確認してもらう方法もあります。
ランニングの膝痛に関するよくある質問
負荷を下げることで症状が軽くなる場合はあります。しかし、完全休養だけでは、走るために必要な筋力や組織の耐久性が戻らず、再開時に再発する可能性があります。
急性期を除き、症状へ合わせた運動療法と段階的なランニング再開を組み合わせることが大切です。
スクワット自体が一律に悪いわけではありません。深さ、重量、回数によって膝へ加わる負荷は変わります。
痛みが強い時期は浅い範囲や椅子からの立ち座りから始め、反応を確認しながら深さと負荷を高めます。
ストレッチで動きやすくなる人はいますが、必須とは限りません。痛い部分を強く伸ばすより、走行負荷の調整、筋力トレーニング、睡眠や栄養を含む回復を優先します。
日常生活で痛くなくても、ランニングの反復負荷へ十分に適応しているとは限りません。短いイージーランから始め、当日と翌朝の反応を確認しながら戻してください。
まとめ
ランニングによる膝痛は、痛む場所によって代表的な状態が異なります。お皿の周囲では膝蓋大腿部痛、下では膝蓋腱障害、外側では腸脛靭帯症候群がよく知られていますが、場所だけで自己診断することはできません。
膝痛へ対応するときのポイントは次のとおりです。
- 痛みの強さだけで走行継続を判断しない
- 腫れ、ロッキング、不安定感、跛行、翌朝の悪化を確認する
- 痛みを再現する距離、速度、坂道、頻度を一時的に減らす
- 完全休養だけに頼らず、段階的な筋力トレーニングを行う
- 走り方は全員同じにせず、小さく変更して反応を見る
- シューズ、インソール、サポーターは補助として考える
- 外傷後の荷重困難、大きな腫れ、ロッキング、発熱などがあれば受診する

「膝が痛いから走れない」と決める必要はありませんが、痛みを無視して予定どおり走る必要もありません。
現在の膝が耐えられる負荷へいったん調整し、筋力と走行量を段階的に戻すことが、ランニングを長く続けるための基本です。
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